FC2ブログ
08月≪ 2020年09月 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫10月
   Admin

気付いてるの?第二話




想ってることなんて

口に出さなきゃ伝わらない


黙ってても伝わってるなんて、そんなのありえない



ここから小説になります
ご理解ある方のみ、この先お進みください











ベッドに落とされて祐也の鋭い目線に負けそうになるけど
聞き捨てならない言葉があった

「…どう思ってるかって?」
「しおはいっつも俺に気持ち言ってくれないじゃん」
こんなにも好きな気持ちはどうしたら伝わるんだろうか
それにまったく伝わっていなかったことにショックを受けた

「祐はあたしのこと、好き?」
「当たり前でしょ。しおのことばかり考えてるよ」
「私だって」
「うん」
ポロっと流れた涙を祐也が拭ってくれた
「ゆっくりでいいから、聞かせて?」
「な、何から話せばいいのか、どうしたら伝わるのかわかんないけど
でも一番に伝えるべきなのは、わ、私は祐也のこと大好きなの」
「うん」
「いつもいつも祐也のことばっかり考えてて、好きだけど重いと思われたくないし
嫌われたらどうしようって考えちゃって…それにこれ以上好きになるのが怖いの」
「なんで?」
「これ以上好きになっちゃったら、もう祐也なしじゃ生きられないよ」
流れ出る涙が止まらなくて、祐也を困らせるんじゃないかって怖かった

「ありがとう、しお」
「え?」
「言ってくれてありがとう」
嬉しそうに微笑む祐也の笑顔に、嬉しいのに涙が止まらなかった
「あたし、不安で」
「うん」
「祐也に置いていかれるのが怖くて」
「うん」
「あたしワガママなの」
「うん」
「め、迷惑だったら、もう捨ててくれてかまわない」

顔を覆って涙を流すと、掠れた声が聞こえた
「しおの方が怖いよ」
「…」
「そうやって切り捨てようとしてるのは、しおだよ」
違うのに…
そんなんじゃないのに…


「ほらわかってない」
「何が?」
「あたしがどれだけ祐也のこと好きかわかってない」
「わかってるよ」
「ほんとに?」

いつもみたいに意地悪そうな顔で
「でも俺には負けるかな。しおなしじゃもう生きられないんだから」

いつものようにあたしの髪を撫でてあやしてくれる
「泣かないで、しお」
「泣かせてるの祐だもん」
「え、俺?俺はしおのこと違う意味で鳴かしたいな」
「変態」
「そんな俺が好きなんでしょ?」
言い返せないのを知ってて目尻の涙を拭き取ってキスを落とした
「しおが泣いてたら悲しいよ」
「うん」
「でもこんな姿も見れるのは俺だけだからいっか」
「肉食系め」
「まーね。ところでさぁ」
「ん?」
「さっきのキスは何だったのかいい加減説明しないとお仕置きするよ?」


ここで一番最初の冒頭に戻るわけで

「しおは俺のでしょ」
「…うん」
「だからしおの体に触れていいのは、俺だけなの」
ぐっと目の奥に感じた猛獣の気配

熱いキスを落とされてこのまま二人でどこまでも墜ちていけばいいのに
二人だけの世界にいけたらいいのに


「しーお」
「…なに?」
にこにこ見つめてくるけど怒っているのは明らかで
どっから話せばいいのかわからなかった

「ま、まず言いたいのは隼人には口にキスされてないよ」
「そうなの?でも後ろから見たらしてたよ」
ふん、っと怒る祐也を見つめながら
やっぱり店の前にいたんじゃん、とは言わないでおいた

「おでこにされたの」
「おでこ?」
こくっと頷くとそれはそれでやだ、と言って口を尖らせた

「酔った勢いだから」
「俺が気に食わないのはしおがアイツのことを庇ってるからなんだよ」
「庇ってなんか」
「庇ってないっていいきれんの?」
「…幼なじみなの」
「知ってる」
「これは別に余談だけど、親が勝手に決めてただけだけど、許婚なの」
「…」
目を見開く祐也にやっぱり言わなければよかったと思った
「親たちが同級生で冗談程度だと思うんだけど、隼人は本気にしてて」
「しおはどう思ってんの?」
「一度も隼人を好きだったことはないの。だから絶対ありえないよ」
「…」

厳しい顔でみつめる祐也に捨てられるかもしれないと思った
「…だから重いって言ったの?」
「え、あ、うん」
「だから捨ててくれて構わないなんて言ったの?」
「…うん」
「そんなの俺が許すと思ってんの?」
「だって」
「俺はしおの気持ちだけ知りたい」
「そんなの…祐也が大好きだよ」
「うん、俺もしおがだいすき」
満面の笑みで見つめられて、止まった涙がまた流れ出しそうだ

「これで解決だよ。しおは側にいてね」
「ちゃんといるよ」
「ねー」
「ん?」
「もう限界だからしおのこと食べちゃってもいい?」
「ふふ、お好きにどうぞ?」
二人で見つめあって甘い雰囲気に流される…はずだった

クーン クーン

リビングの方から聞こえてくるこの声は絶対スーだ
「…祐、呼んでるよ?」
脱げかけた服を整え始めると、脱力したように祐也がのしかかる
「アイツ雄だから変なセンサーついてんじゃないの?」
「なにそれ」
「ティニーが俺の彼女だと思ってるみたいにスカルもしおのこと彼女だと思ってるかも」
「そんなわけないでしょ」
「じゃあなんで呼んでんだよ」
「知らないよ。ほら、早くいってあげなって」

しぶしぶ立ちあがって部屋を出るときに振り返った
「戻ってきたら続きするから、寝ないでよ」
「はいはい」
スーは時々こうやって夜中に起きて呼ぶことがあるんだよね
まだ4カ月だし、お母さんがいなくて寂しいのかもしれない

30分ほどして帰ってきたけど、完全に私は夢の中で…
ベッドに入ってくる気配で気がついた
「ゆ、う」
「いいよ、寝て。明日たっぷり一緒にいよ」
耳元でそう囁いて後ろからぎゅっと抱きしめられた

この温かさが愛しくて、幸せで
もうこの温もりがないと夜は眠れないの
祐也が側にいてくれないと、落ち着かないの

…明日いっぱい愛してくれることを期待して、今日は眠ろう


つづく…
スポンサーサイト




カテゴリ : 【ラブラブ小説
この記事へのトラックバック数 : (0) 【トラックバックする
| top↑


トラックバックURL
http://105440.blog63.fc2.com/tb.php/371-85eb0690
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
プロフィール

しおりん☆

Author:しおりん☆
手越祐也くんを心から応援しています

大好きな大好きな彼が毎日笑顔で過ごせるように
たくさんの愛に包まれて過ごせるように
ここからずっとずっと応援していきます♪


テゴマス、NEWSファンの方ともっともっと輪を広げたいと思っていますのでぜひぜひ気軽にコメントを☆


ただいまツイッター鍵付けてないので気軽にフォローしてください♪
ブログ更新やどーでもいいことつぶやいてます
フォローの際は一言いただけると嬉しいです!
気付かない場合もありますので、コメントで言っていただけると早いと思います☆

小説なんかも書いちゃったりしてますので
ハードルを上げずに読んでいただけたら幸いです☆


きっともっと素敵な事が起こるはず!
私は祐也を信じるだけです。

どうかたくさんの方が笑顔でいれますように。

時計

天気予報

-天気予報コム- -FC2-
ブログパーツ
手越祐也守り隊