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番外編 スーくんの一日




きっと今見えてるものがすべてじゃないと思うんだ

すれ違う二人を見ていると、こっちまで悲しくなる

…僕が話せたらよかったのに



ここから小説になります
ご理解のある方のみお進みくださいませ。






さて、まず自己紹介
ご主人様の祐くんのおうちに来てからもうだいぶ経ちました
いつも一緒に遊んでくれてとっても大切にしてくてれている
今4か月のスカル、オスです

祐くんはお仕事もサッカーも一生懸命で
おうちにいてもギターを弾いたりゲームをしたり忙しそうだ
それでも僕をいつもそばに置いて、楽しそうに話しかけてくる

「スカル、しおと今日は遊んだの?」
「くーん(そうだよ)」
「いいなースカルはしおに抱っこされて。お前ずるいよ」
くしゃっと僕の頭を撫でる祐くんは怒ってるわけではないらしい
祐くんの膝に顔を乗せると優しく見つめてくれる
「お前は本当に可愛いな。しおには負けるけど」

そう、気付いたかもしれないけれど
祐くんはいつだってしおちゃんの話ばっかりなんだ
すれ違う生活であんまり一緒にいれない二人はいっつも僕に話すんだ
幸せそうにね

「しおは今日は泣いてなかった?」
「くん(泣いてたよ)」
「そっか。やっぱり会いに行けばよかったかな」
僕の言葉がわかるのか、それともしおちゃんのことは何でもわかるのか
そんなに会いたいなら行けばいいのに
人間はなぜ我慢するんだろう

「くーん(泣かないで)」
寂しそうな顔で携帯を見つめる祐くんの手をなめる
「大丈夫だよ、スカル。しおを不安にさせてる俺が悪いんだから」
いつも自分ばっかり責める祐くんは、どれだけしおちゃんのことが好きなんだろう


でもね、祐くんだけじゃないんだよ
いつもしおちゃんだってたくさんの愛をこの部屋に置いていってくれる

学校の前に僕の様子を見に来てくれて、ティニーちゃんの所に連れて行ってくれる
帰りに僕を迎えに来てくれていっぱい遊んでくれる
ご飯も掃除も洗濯も、いつも楽しそうに僕と遊びながらしてくれる
…でもね、9時には帰らなきゃいけないしおちゃんは
時間が近づくたびに悲しそうな顔をするんだよ
僕まで悲しくなるぐらい、今にも零れそうなほど涙を溜めるんだ

「…今日も間に合わなかったね」
「くーん(大丈夫?)」
「もう1週間会ってなんだねー祐と」
「くん(泣かないで)」
「ねぇスーくん、この部屋に女のひと来てない?」
「わん(来るわけないよ!)」
「そうだよね。でも来たら、スーくん変わりに怒ってね」
「わん(任せて)」
頼もしいねと笑いながら言ってるけど、本当に楽しそうな笑顔じゃなかった
いつもはお花が咲いたみたいにキラキラの笑顔を見せてくれるのに
しおちゃんは祐くんのこと、信じてないの?
「祐が浮気とか、するなんて思ってないの。
ただ、私にはわかんないこととかありすぎて、不安になるだけ。
スーに心配かけてばっかりだよね、ごめんね。また明日来るから待っててね」
バタンと寂しそうにドアがしまって、僕は一人になる

祐くんとしおちゃんから貰ったお気に入りのグー(ぬいぐるみ)と
祐くんの帰りを待ってるんだ

バンッ
はぁはぁと息を切らせていつも祐くんは帰ってくる
しおちゃんが待っててくれるのを期待して、いつも頑張って帰ってくる
「くーん(帰っちゃったよ)」
「ただいま、スカル。しおはいないよね」
そうだよね、そう自分に言い聞かせてしおちゃんの作ってくれたご飯を食べる
「おいしいね、スカル」
「くーん」
「しおと一緒だったらもっとおいしかったかな?」
「くん(そうだね)」

ゲームをしたり、ギターを弾いたりして気を紛らわしてるらしい
でも全然効果がない
僕が携帯につけてるしおちゃんとお揃いのストラップを咥えると
血相かいて走ってきた
「スカル、これはダメ。切れたらどうすんだよ」
そんなに大切ならしおちゃんにも伝えればいいのに
「わん(電話しなよ)」
「ん?どうした?」
なんでこういう時は伝わってくれないんだよ…
「…スカルお留守番出来る?」
「わん(出来る!)」
「すぐ帰ってくるから、待ってて。お姫様、迎えに行ってくる」
そう僕にウインクを投げつけて出て行った


祐くんも、しおちゃんも大好きだから
いつも二人には笑顔でいてほしい

二人がラブラブしてるのを小屋からみないようにしてるのが好きなんだ

前に一回祐くんと目があって、しーってされてから見るのはやめた
いつも僕がしおちゃんを独り占めしてるから貸してあげるんだ

何よりしおちゃんも祐くんも幸せそうだから


「ただいまー」
二人がにこにこで帰ってきた時は部屋が一段と明るくなった気がした
「わんわん(おかえり)」
「スーいいこにしてた?お留守番出来てえらいねー」
そういってしおちゃんの腕に収まると、後ろでちょっぴり祐くんの
不機嫌そうな顔が見えたけど、僕は見ないふりをしたんだ
だってしおちゃんの腕のなかはとっても気持ちいから
「スカル、次俺の番ー」
ワンっと吠えるとしおちゃんがクスクス笑うのが聞こえてきた
「嫌だってー」
「スカルはもう寝る時間でしょー俺としおの時間邪魔しないの」
「邪魔じゃないよねー?」
くーんと声を出してみるけど、正直もう眠い
「寝るまでここにいていいよ。なんなら一緒に寝る?」
「ダメ、ぜーったいダメ」
「ん?なんで?」
「しおといちゃいちゃ出来ないもん。俺がしおをぎゅーぎゅーするの」
「ふふ、楽しみ」
そう言うと祐くんが少し照れるのがわかった
たぶんこれは僕と祐くんにしかわかんないんだと思う


黙って祐くんがお風呂に入りに行っちゃったのをしおちゃんは横目で見てた
「ふふ、スーが来るように言ってくれたの?」
すりすりとしおちゃんの腕に寄りかかった
「ありがとう、スカル」
優しい声が聞こえて僕は眠ってしまったんだ
久々にゆっくり眠ることが出来て、やっぱり二人が一緒にいるのが自然なんだ
一緒にいてくれないと、僕が落ち着かない


でも朝起きると、しおちゃんはなぜか怒っていた
「本当にありえない」
「しおーごめんね」
「触んないで、ついてくんな」
そういって洗面所に行ってしまった
「ワン(何してんだよ)」
「スカル、しお怒らせちゃった」
眉を下げていかにも反省の色を出してるもんだから
気の毒になって足元にすり寄ってあげた
僕を抱き上げて洗面所に向かう
どうやら僕を使って仲直りしたいみたいだ
「スカル、しおの機嫌直してきて」
…そんなハードル高い事ができるんだろうか
「くーん(しおちゃん)」
「スーどうしたの?ふふ、祐に行けって言われたの?」
…どうすればいいんだよ
「大丈夫だよ、怒ってない」
そうふにゃっと笑うしおちゃんを見てこの二人は世話が焼けると思った
「しおー」
洗濯物を干すしおちゃんの後ろから抱きつく祐くん
「うっとうしい」
「しーおー仲直りのちゅーしよ」
「本当にわかってない!」
本格的に怒らせてしまいそうだよ、祐くん
「あんまりにもしおが可愛くて我慢出来ないんだもん」
「・・・」
「ねぇしおの顔みたい」
そう甘い言葉で惑わす祐くんは強い
「顔真っ赤だよ、しお。かわいい」
「そうやって上手くはぐらかすところが嫌いなのよ」
「うそつき、こんな俺が好きなんでしょ?」
しおちゃんに顔を近づけて、今にも唇が重なりそうだ
「ふふ、祐もあたしが好きなんでしょ?」
そういってキスをしたしおちゃんの方が強いのかもしれない
「はい、終わり。ご飯作るからお風呂入ってて」
さっさとキッチンに向かってしまったしおちゃんとは対照に
祐くんは口に手を当てて座り込んでしまった
「くっそー生殺し…」
よくわかんない言葉を吐いて、僕は追い出されてしまった


「スーご飯だよ」
しおちゃんが僕専用のお皿に入れてくれて、食べ終わるまで見ててくれる
一人じゃ寂しいでしょ、と前に言ってた
「いっぱい食べたねーたくさん食べて大きくなろうね」
「わん(うん!)」
僕が大きくなったら、祐くんみたいにしおちゃんを守れるのかな?
僕も人間になりたいなぁ
祐くんにまけないぐらいイケメンだと思うのに
…でもきっと、祐くんには勝てないんだ


「しーお」
そういって僕を眺めていた瞳は一瞬で奪われてしまう
「なーに?祐」
「お腹減った」
「もう出来てるよ、食べよっか」
「んーでもね?」
しおちゃんが口を開こうとするのを人差し指で止めて
「やっぱり先にしおが食べたいかも」
そういうとしおちゃんが赤くなるのを僕は知ってる
前に祐くんは、しおを赤くするのが好きだと言っていたし。
「…いや」
消えてしまいそうな声で俯きながらしおちゃんが答えると
珍しく祐くんの不安そうな顔が見えた
「…なんで」
下ろしてしまった手を見て僕はどうなるんだろうと眺めていたけれど
しおちゃんが俯きながら笑ってるのを見て、安心した
いきなりキスをして「せっかくのご飯が、冷めるでしょ?」と
祐くんの耳元で囁くと祐くんが慌てていた
「し、しお!わざとでしょ」
「ふふ、だって祐は耳が弱いから」
今日はしおちゃんがSなんだなと残りのご飯を食べながら思った
「余計我慢できなくなった」
しおちゃんのてを引っ張るけど、上手く逃げられてた
「我慢したら、いいことあるかもよ?」
ふふっと笑ったしおちゃんの色気に耐えたれなくて僕は小屋に逃げた
祐くんがこの場で押し倒すかと思ったから
キッチンで鼻歌を歌う上機嫌なしおちゃんを眺めながら僕に近づく

「なぁスカル、姫にどんなお仕置きしよっか」
そういった祐くんの楽しそうな顔は一生わすれないだろう


おわり
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カテゴリ : 【ラブラブ小説
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秘コメIくさんへ From:しおりん

秘コメのIくさん、コメントありがとうございます。
いつもコメントしてくださってとても嬉しいです♪

手越さんへの愛、Iくさんが感じてくださってなんだかすごく安心。
やっぱり想ってるだけ、なんて綺麗事で
本当はどこかで届いて欲しい、わかってほしいと思うものです。
だから同じ気持ちのひとがいて下さって本当に嬉しいんです。

小説はリアリティを追及して書くことを目標にしているので
そのことを褒めてもらうと調子に乗りますよw
想像でしかないけれど、彼はどこでも愛されてるといいなって思います。
スーくんは大好きすぎてまるで自分のものみたいw
祐也に怒られない程度に登場させたいとおもいます~

ぜひぜひ東京に来た際にはご連絡くださいねv-238
ツイッターでもお会いできるの楽しみにしています。

またお越しいただけたら嬉しいです。

てご姫ちゃんへ From:しおりん

てご姫ちゃん、コメントありがとう♪

スカルのお話は絶対甘々にしようって決めてたの!!
気に行ってくれてたら嬉しいですv-343
また読みに来てね~

管理人のみ閲覧できます From:-



From:てご姫

今回の小説も面白かったです!!

スカル目線だと、てごにゃんがしおちゃんの前では見せない顔が見えるのできゅんきゅんしちゃいました!!

次の小説も楽しみにしてますっ!!




<<拍手コメレス | ホーム | たくさんの愛>>
秘コメIくさんへ
秘コメのIくさん、コメントありがとうございます。
いつもコメントしてくださってとても嬉しいです♪

手越さんへの愛、Iくさんが感じてくださってなんだかすごく安心。
やっぱり想ってるだけ、なんて綺麗事で
本当はどこかで届いて欲しい、わかってほしいと思うものです。
だから同じ気持ちのひとがいて下さって本当に嬉しいんです。

小説はリアリティを追及して書くことを目標にしているので
そのことを褒めてもらうと調子に乗りますよw
想像でしかないけれど、彼はどこでも愛されてるといいなって思います。
スーくんは大好きすぎてまるで自分のものみたいw
祐也に怒られない程度に登場させたいとおもいます~

ぜひぜひ東京に来た際にはご連絡くださいねv-238
ツイッターでもお会いできるの楽しみにしています。

またお越しいただけたら嬉しいです。
【2010/11/17 23:31】URL | しおりん #-[ 編集]
てご姫ちゃんへ
てご姫ちゃん、コメントありがとう♪

スカルのお話は絶対甘々にしようって決めてたの!!
気に行ってくれてたら嬉しいですv-343
また読みに来てね~
【2010/11/17 23:26】URL | しおりん #-[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2010/11/17 18:11】 | #[ 編集]
今回の小説も面白かったです!!

スカル目線だと、てごにゃんがしおちゃんの前では見せない顔が見えるのできゅんきゅんしちゃいました!!

次の小説も楽しみにしてますっ!!

【2010/11/16 19:52】URL | てご姫 #-[ 編集]















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