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同じ未来を 後編




好きで好きで堪らない

胸が張り裂けるほど、いつも想ってる


でも、私わがままなの

良く思われたくて、いつも言えないの

…こんなの知ったら、嫌われるかな



この先妄想小説となります
ご理解のある方のみ、お進みくださいませ












家に帰ってお風呂から出ると、祐から何件も電話がきていた

「あれ、どうしたんだろ」
帰った後、お互いあまり電話とかしないのに珍しい
プルルル
「しお?」
ものすごい速さで電話に出た
「祐どうかしたの?」
「うん、今どこ?」
「え、どこって家だけど」
「じゃあなんで電話でなかったの」
「だってお風呂入ってたんだもん」
「あ、そう」
なんだか思いつめた祐が心配で、なるべくゆっくり優しく話しかけた
「…祐はお風呂入ったの?」
「まだだよ」
「そっか。明日は朝から撮影?」
「それがね、明日朝は雑誌の撮影だから夕方からドラマだったの」
「うん」
「でも雑誌の方がズレて明日夕方までオフになったわけ」
「えーよかったね」
「…よくない」
むすっとした声が返ってきて、なんだか祐が変
「なんで?」
「だってせっかくのオフなのに、しおがいない」
「あ、」
「ねーなんで帰っちゃったんだよ」
寂しそうに呟く祐に胸が締め付けられた
「ねー祐」
「ん?」
「あのね、」
「なに?」
「…今から行っても平気?」
たまにはワガママ言ってもいいのかな?

「おっせーよ」
その言葉に一気に心が沈んだ
「そ、だよね」
「しおの家の前で待ってるから」
「…え、」
「準備して出ておいでよ」
「なっ」
「ね、しお。俺しおに会いたくてたまんないの」
その言葉にぽろっと涙が出て、声を詰まらせてしまった
「ゆっくりおいで」
優しい声の後、電話を切って急いで準備
本当は何も持たずに出たって祐の家に必要なものはあるけど
…親がいる手前そうもいかない
「ママ、あのね今日やっぱり友達の家に泊まりに行ってくる」
リビングで寛いでいる両親に声をかけた
「今から?こんな遅い時間なのに?」
「友達がレポート終わってなくて、私の持ってる本貸してほしいんだって」
「そう、でも大丈夫なの?こんな時間に」
「大丈夫よ、駅まで迎えに来てもらうから」
「…わかったわ。でも気をつけて」
「はい。行ってきます」
なんとか越えられた壁に安心して、ようやく玄関を出た

目立たないように止められた車の中で待つ祐を見て、泣きそうになった
「ごめんね、遅くなって」
「平気。大丈夫だった?」
私の親の話はよくするから、いつも心配してくれる
「全然平気。最近はなんだか緩いのよ」
「よかった」
「うん、ありがとう」
ふうっと落ち着くと、祐がこちらに体ごと向いた
「ね、しお」
「ん?」
「抱きしめてもいい?」
広げられた腕に迷わず飛び込んだのは、祐が愛おしくて仕方がないから
本当にこの温もりだけは、失いたくない
「風呂出たあとだから、ちょっと冷えてるね」
そういって背中をさすってくれる祐が優しくて、幸せで
もっともっと祐の愛が欲しかった
「ね、祐早くいこ」
「うん」
「早く帰って、もっとぎゅーぎゅーしよ」
「…そだね」
するりと私の頬を撫でて、愛おしそうに見つめてくれた
「今すっごいキスしたけど、我慢する」
「な、なんで?」
「おあずけ食らった方が、興奮するもん」
「…変態」
そういうと、くすっと笑って車をだした

運転中、危ないって言ってるのにどうしても手を繋ぎたがる
「しおが横にいると、触りたくてしょうがない」
って言うけど、それって幸せなことだよね
「帰ったら触っていいから」
「どこでも?」
「変態」
今日二度目だね、っと笑う祐が可愛くて仕方がない
「スーはちゃんとお留守番出来てるかな?」
「大丈夫でしょ、俺の息子だもん」
「ふふ、そうだね」
「あ、俺たちの?」
その言葉に涙が出そうになったを隠すために、窓の外をみた
すると急に祐が車を止めた
「え、」
「こっち向いてしお」
泣いてる目をこすってバレないようにしたけど
「そんな可愛い顔したら、我慢できないよ」
ぐいっと引き寄せられて、祐の腕に収まった
「ほら、我慢できなかった」
「もー」
「俺から離れないでよ、しお」
離れてるつもりなんてない、側にいて欲しいよ
「泣かないで」
そういって目尻にキスをして、優しく抱きしめてくれた
「祐」
「なに」
「祐也」
「ちゃんといるよ、ここに」
ぎゅっと抱きしめる力が強くなって、このままこうしていたい
「…ほら、帰ろう」
そう言ってたのは自分なのに、離れてしまった体温に涙が出た
「しおって本当に小悪魔」
「え?」
「ってか猫みたい」
「な、なんで猫なのよー」
ぎゅっと繋がれた手を見つめて、顔が緩む
「ほら、その顔」
「え、なにが」
「普段はツンツンしてるというか、しっかりしてるじゃん」
私の顔をチラっと見て、また視線を正面に戻した
「うん」
「でも俺の前では泣き虫だったり、急に甘えたりさ」
「うん」
「気まぐれな猫みたいってこと」
そこが可愛いんだけど、と言いながら手を強く握ってくれる
「それっていいことなの?」
「いんじゃない。俺そういうしおが好きなんだから」
「…私も大好き」
「知ってるよ。だからお願い聞いて」
「なに?」
「しーお」
「ん?」
「帰ったらにゃんにゃんプレイしよーね」



車の中では延々ふざけていたけど、部屋に入ると一変した
「しお」
リビングに入った途端、抱きしめられた
「ちょ、電気ぐらい」
「いいから」
後ろから聞こえる真剣な声にどうすればいいのか分からなかった
抱きしめながら、私の肩に顔を乗せてそのまま動かない
暗闇の中、聞こえるのは祐の鼓動だけ
「ゆ、う」
「俺だって緊張ぐらいするよ」
そういって力なく笑うと、ようやく腕を緩めてくれた
「しおって俺に隠してることあるよね」
その言葉に、なんて答えていいかわからなかった
「ない、よ」
ふう、とため息をついて私をベッドに座らせた
「しおに何回も言ってるけど、俺は何を言われても大丈夫」
「うん」
「嫌なとこは言ってくれて構わないし、束縛だってしていい」
「うん」
「しおとは普通の恋愛をしたいんだよ」
「…うん」
「しおは嫌?」
ぎゅっと祐の手を握って、首を横に振った
「しおは俺を好きだってちゃんとわかってる」
自惚れてないと思うし、といって笑った祐に安心した
「祐が好きだよ」
「だから、何かトラウマがあるんじゃないかって解釈した」
その言葉に目を大きく見開いた
「…やっぱりね」
「ちが」
「違わないよ、しお」
そんなんじゃない、別に大したことないの
「しおのことは何でも知りたい。だから教えてほしい」
「…」

言うまでもない事なの、本当に
だからこそ、言わなくていいと思ってる
誰にも話した事がないし、話したいと思ったこともないんだから…


「別にしおが言いたくないならいい」
「え、」
「俺だってそんくらい待てるよ」
そういって優しく笑ったけど、気をつかわせてしまった
「ご、ごめんなさい」


どうすればいいかわからなかった
だって、言ったところでどうするの?
元カレは祐には関係ないのに、こんなこと…

本当に私って最悪


…もしかしたら、ここから二人の関係が変わって行ったのかもしれない


end
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カテゴリ : 【ラブラブ小説
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ゆひmamaさんへ From:しおりん

ゆひmamaさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。

わかりづらかったですよね、すいません><
次回では「気付いてるの?」の全三話に出てくれる‘隼人’という人物が鍵となってきます。
これはパス制にしていないやつなので、ぜひ読んでみてください。
まだしおの元彼についてはどこにも書いていません。
今まで曖昧になっていたしおと祐の関係がより深くなればと思っています。

でも良いと思っていただけるところもあって、安心しました。
実体験を交えていることもありますので、リアルかと思いますw
祐としおが色んな想いを抱えて、成長出来たらと思っています。


私も書き方が甘かったなと反省してます…
でも努力していきますので、また読みに来て下さると嬉しいです。


いくさんへ From:しおりん

いくさん、こんばんは。
コメントありがとうございます

いつも感想書いて下さって嬉しいです☆
祐としおもやっぱりその時によって感じるものとか考えることは
毎回違うので、雰囲気で変えています。
普通の恋人同士になれるきっかけ、というものになりたいっている願いを込めて。

続きは少しシリアスになるかと思いますが
祐としおがお互いを想い合ってるということは
忘れないで頂きたいです。
私の書き方が曖昧で、よくわからなかったとは思いますが
この先に続いていく大事な回でした。

心配してくださってありがとうございます。
でもいつも書くときは引きずるし、感情移入しないと書けないので心配ご無用ですw

ハッピーエンドになるよう頑張ります。

From:ゆひmama

しおりんさん、こんにちま。
最初に読んだ時は、何だかよくわからなくって、コメしなかったのですが。(私、途中から読んでるもんで)
エントリー遡ってみても、元彼の存在が・・・?
まだ出てきてなくて正解なの?
ずいぶん前の幼馴染から話が続いてるの?
ごめんなさい、短編小説でないから追いついてません*_*
でも、親に言い訳したり、家まで迎えに来ちゃったり、かなりリアル感満載で、ママ世代の私には、懐かしくもあり、ちょっぴり切なくもあります(笑)。
でも次回は祐にあんまりヤキモチ焼かせないでね~。

From:いく

しおちゃんこんにちは。

素敵な小説ありがとうございます
しおちゃんの小説は読んでいて2人のあま~い感じが読者にも伝わってきてキュンキュンしちゃいます。何度も繰り返しみちゃったくらいすごく良かったです。

今回は、夜家に帰らなくてはいけなかったり、スケジュールが変わったりとリアル感が感じられました。
最後は問題をちょっと含んだ感じの終わりだったんですね。

それもたまには良いけどそれで、しおちゃんがその後も凹んでしまうのはダメ!今度はスキッと甘々のハッピーエンドで終わらせちゃってすっきりしてくださいね



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ゆひmamaさんへ
ゆひmamaさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。

わかりづらかったですよね、すいません><
次回では「気付いてるの?」の全三話に出てくれる‘隼人’という人物が鍵となってきます。
これはパス制にしていないやつなので、ぜひ読んでみてください。
まだしおの元彼についてはどこにも書いていません。
今まで曖昧になっていたしおと祐の関係がより深くなればと思っています。

でも良いと思っていただけるところもあって、安心しました。
実体験を交えていることもありますので、リアルかと思いますw
祐としおが色んな想いを抱えて、成長出来たらと思っています。


私も書き方が甘かったなと反省してます…
でも努力していきますので、また読みに来て下さると嬉しいです。
【2011/02/04 23:56】URL | しおりん #-[ 編集]
いくさんへ
いくさん、こんばんは。
コメントありがとうございます

いつも感想書いて下さって嬉しいです☆
祐としおもやっぱりその時によって感じるものとか考えることは
毎回違うので、雰囲気で変えています。
普通の恋人同士になれるきっかけ、というものになりたいっている願いを込めて。

続きは少しシリアスになるかと思いますが
祐としおがお互いを想い合ってるということは
忘れないで頂きたいです。
私の書き方が曖昧で、よくわからなかったとは思いますが
この先に続いていく大事な回でした。

心配してくださってありがとうございます。
でもいつも書くときは引きずるし、感情移入しないと書けないので心配ご無用ですw

ハッピーエンドになるよう頑張ります。
【2011/02/04 23:49】URL | しおりん #-[ 編集]
しおりんさん、こんにちま。
最初に読んだ時は、何だかよくわからなくって、コメしなかったのですが。(私、途中から読んでるもんで)
エントリー遡ってみても、元彼の存在が・・・?
まだ出てきてなくて正解なの?
ずいぶん前の幼馴染から話が続いてるの?
ごめんなさい、短編小説でないから追いついてません*_*
でも、親に言い訳したり、家まで迎えに来ちゃったり、かなりリアル感満載で、ママ世代の私には、懐かしくもあり、ちょっぴり切なくもあります(笑)。
でも次回は祐にあんまりヤキモチ焼かせないでね~。
【2011/02/04 11:41】URL | ゆひmama #-[ 編集]
しおちゃんこんにちは。

素敵な小説ありがとうございます
しおちゃんの小説は読んでいて2人のあま~い感じが読者にも伝わってきてキュンキュンしちゃいます。何度も繰り返しみちゃったくらいすごく良かったです。

今回は、夜家に帰らなくてはいけなかったり、スケジュールが変わったりとリアル感が感じられました。
最後は問題をちょっと含んだ感じの終わりだったんですね。

それもたまには良いけどそれで、しおちゃんがその後も凹んでしまうのはダメ!今度はスキッと甘々のハッピーエンドで終わらせちゃってすっきりしてくださいね
【2011/02/04 08:09】URL | いく #-[ 編集]















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きっともっと素敵な事が起こるはず!
私は祐也を信じるだけです。

どうかたくさんの方が笑顔でいれますように。

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