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   Admin

もしも、永遠を誓えたら




明日も明後日も、ずっとずっと


となりにいるのがあなたでありますように



この先妄想小説となります
ご理解のある方のみお進みくださいませ








ある日


祐が風邪を引いたって電話をもらって急いで家に行くと
ベットで眠っている祐を見つけた
「もー海行ったりプール行ったりはしゃぐから」
毛布をかけ直そうと手を伸ばすと、腕を掴まれてベッドに吸い込まれた
「ちょ、祐」
「しお冷たい」
「一緒に寝よう、しお」
「えー」
「ね?」
ぎゅーっと力を入れて抱きしめる祐に風邪を引くとやっぱり人恋しくなるのかなって
ぼーっとする頭で考えてた
祐の体温と匂いは、いつも私の睡眠薬
安心して、眠くなってしまう
「…おやすみ」
祐の声で温かい場所に堕ちて行くのを感じてた




「しお、起きて」
「…」
「しーお」
揺すられて目覚めると、そこは真っ青な海
「え、え、うそ」
「びっくりした?」
隣を見ると水着姿の祐が座っていて、さらにびっくりする
「何これ、ドッキリ?」
「な訳ないでしょ。しおにプレゼント」
「プレゼント?」
「そ。寝てる間に連れてきちゃった」
「…」
「海岸まで行ってみない?お姫様」
そう手を伸ばされて、キラキラしてる祐にそっと寄り添った


二人で外を歩くなんて、いつぶりなんだろう
出会った日の事、何気ない毎日の事、喧嘩したこと
ふたりで重ねてきた時間はまだまだ少ないけれど
それでも、大切な大切な思い出


大好きな祐を想って、過ごしてきた毎日
本当に本当に幸せだったよ


「しおって料理上手くなったよね」
「そぉ?味わかってるの?」
「失礼だなーしおのことならなんでも覚えてるよ」
ぎゅっと繋いだ手を握りしめてくれる
「ありがとう」
「しおの誕生日に喧嘩したこともあったよね」
「あったねーでもあれは祐が悪いんだからね?」
「はいはい。もう十分謝ったでしょ?」
「ふふ、許してあげよっかなー」
「まだ許してもらえてなかったの?」
「当たり前でしょー」
「はいはい。何がお望みですか、姫」
後ろを振り返ると、私たちの足跡しかない海岸
こうやって今一緒にいられることだけで、私はほかに何もいらない

「じゃあいつか」
「いつか?」
「今じゃなくていいんだけど、私の好きなところ10個言って欲しい」
「そんなの今でもいいじゃん」
「だーめ。ちゃんと考えてから行って欲しい」
「わかった。ちゃんと考えておく」
「うん」
二人で顔を見合わせて、ほほ笑み合う
「しお、付き合って欲しいところがあるんだけど」
「ん、いいよ?」


祐の車でどんどん山を登って、高台に着いた
海の見える、とっても素敵な場所
「わー綺麗な場所だね」
「でしょ?」
さっき二人で居た場所が、すごく小さく見える
「ねぇ、しお」
「なに?」
「わがまま聞いてくれる?」
「んーどうしよっかな」
そう言うと、ちょっと悪戯な笑みで私に近づく
「俺のためにウエディングドレス、着てくれない?」
「…え?」
「おいで、しお」
祐に手を引かれてついていくと、白い小さな教会が見えた
「なんで、」
「俺がしおのドレス姿見たいから」
「…」
「だめ?」
「だめなわけ、ない」
「よかった」

あまりも幸せそうに笑うから、他に何も言えなかった
知らない土地で二人っきりで何やってんのか正直分からないけど
ただ祐といれるこの時間がすべてで
私と祐、一緒にいれるこの空間だけで、他にはなにもいらなかった




支度が終わって、ドアの前で深呼吸
この扉の向こうには、祐がいる
ウエディングドレスを一番に見せた祐の顔がどんな風になるか
ちょっりに不安で、どこかもどかしい
早く、祐に会いたい



そう思って、扉を押した



真っ白いタキシードを着た祐と目が合って、ほほ笑み合う
似合ってるよ、そう口パクで言ってくれた
すぐにでも、抱きついてしまいたい
でも、このゆっくりと祐に近づくこの距離がもっともっと祐を好きになる


「俺がしおの好きなとこ」
「え、」
「いいから聞いて」
パイプオルガンが鳴り響く教会の中で、急に話しだした
「ひとつめ」
そう言って、私の眼を真剣に見つめる祐に心臓が大きくなったの
「誰にでも優しいとこ」
「うん」
「誰にでも優しいから、俺がいっつも妬いちゃう」
「…うん」
「ふたつめ」
涙で祐が見えなくなるのが嫌で、ぎゅっとこらえた
「素直で、すぐ顔に出るところ」
「ふふ、うん」
「しお隠せてるようで、意外とバレバレだからね?」
…気をつけようっと
「みっつめ、我慢しすぎるところ」
「ん」
「いいんだよ、しお。俺にはなんでも言って」
「…うん」
「よっつめ、おせっかいなところ」
「え、」
「誰にでも頼られるすぎ、俺が妬くから男から相談されんな」
「ふふ、はい」
「五つ目、笑顔なところ」
「…」
「しおの笑顔に、俺いつも救われてるよ」
「…うん」
「六つ目、俺の我儘を聞いてくれるとこ」
「…ふふ」
「嫌々ながらも、ちゃんと聞いてくれるとこ感謝してます」
そう言ってお辞儀をした祐に、私もつられてお辞儀して笑った



半分が過ぎて、祐にあと少しで届く
この幸せな時間が、終わってしまうのがちょっぴり怖いよ



「七つ目、自分をしっかり持ってるとこ」
「…」
「俺しおがいつも頑張ってるの、知ってるよ」
「…うん」
「大丈夫、しおの思うまま頑張ればいいんだから」
もう、止められなかった
頑張って堪えてたのに、涙が止まらなかった
「八つ目、涙もろいところ」
「ッツ」
ふふっと祐が笑って手を伸ばしてくれる
「九つ目、寂しがりやなところ」
「…」
「いいのに隠さなくて。寂しかったら、ちゃんと言っていいんだからね」
「ッツ、うん」
やっと祐の前に来て、向かい合う
私のボロボロの顔を見て、笑ってるのかもしれない
でもなんで祐は、そんなにも愛おしそうに見てくれるの?


「最後に」
「・・・はい」


「俺を好きでいてくれるとこ」


その柔らかい笑顔でほほ笑まれて
優しく頬を撫でて、私を引き寄せてくれる祐に身を任せて
私は、何も言えなかった
この幸せが消えてしまわないように、祐の温もりを忘れないように
ぎゅっと抱きしめることしかできなかった



「ありがとう、祐」
「うん」
「本当に、ありがとう」
「こちらこそいつもありがとうだよ、しお」
「これからも一緒?」
「うん、一緒」
「私の事、好きでいてくれる?」
「しおが俺を嫌いにならない限り」
「そんな、」
「いや、しおが嫌いになっても俺は好きかな」
「…祐だいすき」
「俺もしお大好き」



祐の顔が近づく
唇が触れ合うまでの時間が、まるでスローモーションのようで
早く祐に触れたかった
早く祐の体温を感じたかった






でも、出来なかった






「しお?」
ぱっと眼を開けるといつもの寝室に、隣に祐が寝ていた
「あ、れ」
「泣いてるの、しお」
自分でも泣いてるなんて、気付かなかった
祐に頬を拭ってもらうと、さっきまでの光景が目に浮かぶ
「なんか夢見てた?」
「うん、すっごく素敵な夢」
「へー泣くほどいい夢だったんだ?」
「うん、幸せな夢」
「大丈夫、俺が叶えてあげるから」
「え?」
「しおのどんな願いでも叶えてあげるからね、お姫様」

そう言ってキスをした祐の瞳が、あのときの祐と一緒で
その日がいつか来るように、願うしかなかった


end
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カテゴリ : 【ラブラブ小説
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ikuさんへ From:しおりん☆


ikuさん、こんばんは
コメントありがとうございます^^

祐也が風邪を引いた時の小説、じつは随分前から書いてるんです
でもいつもすっごく甘いか変態になっちゃうので自粛中w
今度いくさんに送りつけてしまうかもですw

温かい感想ありがとうございます!
二人だけの空間が、いつもキラキラ輝いていて欲しいなって
かけがえのない時間だって事を意識して書いてます
次回作も完成間近でーす♪


秘コメYぴしゃんへ From:しおりん☆


秘コメYぴしゃん、こんばんは
コメントありがとーう\(^o^)/

Yぴしゃんの期待に応えられたかわからないけど、精いっぱい書きました♪
ツイッターで二人で話してた時には大体ストーリー浮かんでたよw
いつも優しいコメントありがとう
すっごくすっごく嬉しいです~

また書きます!読みにきてねん^^

まりさんへ From:しおりん☆


まりさん、こんばんは
初めましてしおりんです^^
ブログにいつもお越しいただいきありがとうございます
コメントも嬉しいです☆

小説気に入っていただけて嬉しいです。
毎回ドキドキでアップしているので感想大歓迎です
こちらこそこれからも仲良くしていただけたらと思っています。

コメントもお好きな時で大丈夫です

それとまりさんのメアドがアップされてしまっていますので
書きこまれる際には鍵付きにしていただいた方が安全だと思います♪

ゆりなちゃんへ From:しおりん☆


ゆりなちゃん、こんばんは
コメントいつもありがとう

私も書いてる最中でこのままじゃ終わっちゃうよ!!
ってことで夢にすり替えちゃったw
ベタ過ぎたかなーって思ったんだけど気にいってもらえてよかった♪

私も書いてて感動しちゃった~
こんな結婚式だったらいいなって^^
また書きまーす

From:iku

しおちゃん、こんにちは。

素敵な小説をありがとう!
祐也が風邪をひいたというツイをみた時、私も看病している妄想しか浮かばなかったんですよ~。で、この小説で、しおちゃんとツボは同じ様だったので嬉しいです♪

妄想が夢の中へと広がったのが、素晴らしい小説だと思います。祐くんの白のタキシード姿を、想像してニヤニヤしちゃったよv-343好きなところを言ってもらいながらのバージンロード・・・感動だね~。

いつか夢が叶いますように。私も参列させて~!


次回、小説も楽しみにしています。
今回は、爽やか系だったので、次回は甘々ベタベタのでもどうかしら?(笑)





管理人のみ閲覧できます From:-



初めまして★ From:まり

初めまして!しおりんさん?

手越、しおりんさん、しおりんさんのブログ、しおりんさんの小説の大ファンのまりといいます?

実は少し前から拝見させていただいてたのですがコメント出来なくてすいません><
しおりんさんの小説は毎回すっごーーーく楽しみにしてます!!!!!
今回のも爽やかでキュンキュンして最高でした♪(*´∀`*)ノ
よければお友だちになってくださいませんか?汗
まだJK1のガキですが…

これからも拝見させていただきます?
失礼しましたm(_ _)m

From:ゆりな

しおちゃんこんばんは!

ぅう~涙がうっすら滲んでますww
読んでる途中「え!?まさか最終回??!!」
って焦っちゃいました(^^:)

でもあんなハッピーエンドも良いですねぇ♪
もうきゅんきゅんはもちろんなんですが
なんだかすごく優しい気持ちになれたというか
羨ましいなぁって(^^)
しおちゃんと祐くんの二人だけの
結婚式に隠れてでもそばでお祝いしたい
気分でしたww

次の更新も楽しみにしてます!!


<<テゴマスのまほう アルバム発売決定 | ホーム | 隅田川花火大会>>
ikuさんへ

ikuさん、こんばんは
コメントありがとうございます^^

祐也が風邪を引いた時の小説、じつは随分前から書いてるんです
でもいつもすっごく甘いか変態になっちゃうので自粛中w
今度いくさんに送りつけてしまうかもですw

温かい感想ありがとうございます!
二人だけの空間が、いつもキラキラ輝いていて欲しいなって
かけがえのない時間だって事を意識して書いてます
次回作も完成間近でーす♪
【2011/09/11 23:44】URL | しおりん☆ #-[ 編集]
秘コメYぴしゃんへ

秘コメYぴしゃん、こんばんは
コメントありがとーう\(^o^)/

Yぴしゃんの期待に応えられたかわからないけど、精いっぱい書きました♪
ツイッターで二人で話してた時には大体ストーリー浮かんでたよw
いつも優しいコメントありがとう
すっごくすっごく嬉しいです~

また書きます!読みにきてねん^^
【2011/09/11 23:41】URL | しおりん☆ #-[ 編集]
まりさんへ

まりさん、こんばんは
初めましてしおりんです^^
ブログにいつもお越しいただいきありがとうございます
コメントも嬉しいです☆

小説気に入っていただけて嬉しいです。
毎回ドキドキでアップしているので感想大歓迎です
こちらこそこれからも仲良くしていただけたらと思っています。

コメントもお好きな時で大丈夫です

それとまりさんのメアドがアップされてしまっていますので
書きこまれる際には鍵付きにしていただいた方が安全だと思います♪
【2011/09/11 23:38】URL | しおりん☆ #-[ 編集]
ゆりなちゃんへ

ゆりなちゃん、こんばんは
コメントいつもありがとう

私も書いてる最中でこのままじゃ終わっちゃうよ!!
ってことで夢にすり替えちゃったw
ベタ過ぎたかなーって思ったんだけど気にいってもらえてよかった♪

私も書いてて感動しちゃった~
こんな結婚式だったらいいなって^^
また書きまーす
【2011/09/11 23:34】URL | しおりん☆ #-[ 編集]
しおちゃん、こんにちは。

素敵な小説をありがとう!
祐也が風邪をひいたというツイをみた時、私も看病している妄想しか浮かばなかったんですよ~。で、この小説で、しおちゃんとツボは同じ様だったので嬉しいです♪

妄想が夢の中へと広がったのが、素晴らしい小説だと思います。祐くんの白のタキシード姿を、想像してニヤニヤしちゃったよv-343好きなところを言ってもらいながらのバージンロード・・・感動だね~。

いつか夢が叶いますように。私も参列させて~!


次回、小説も楽しみにしています。
今回は、爽やか系だったので、次回は甘々ベタベタのでもどうかしら?(笑)



【2011/09/04 11:41】URL | iku #-[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2011/09/04 08:19】 | #[ 編集]
初めまして★
初めまして!しおりんさん?

手越、しおりんさん、しおりんさんのブログ、しおりんさんの小説の大ファンのまりといいます?

実は少し前から拝見させていただいてたのですがコメント出来なくてすいません><
しおりんさんの小説は毎回すっごーーーく楽しみにしてます!!!!!
今回のも爽やかでキュンキュンして最高でした♪(*´∀`*)ノ
よければお友だちになってくださいませんか?汗
まだJK1のガキですが…

これからも拝見させていただきます?
失礼しましたm(_ _)m
【2011/09/03 21:47】URL | まり #-[ 編集]
しおちゃんこんばんは!

ぅう~涙がうっすら滲んでますww
読んでる途中「え!?まさか最終回??!!」
って焦っちゃいました(^^:)

でもあんなハッピーエンドも良いですねぇ♪
もうきゅんきゅんはもちろんなんですが
なんだかすごく優しい気持ちになれたというか
羨ましいなぁって(^^)
しおちゃんと祐くんの二人だけの
結婚式に隠れてでもそばでお祝いしたい
気分でしたww

次の更新も楽しみにしてます!!
【2011/09/03 01:02】URL | ゆりな #WG3/H9bE[ 編集]















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